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離婚した元妻と子どもを面会させたらそのまま連れて行ってしまった|家族トラブル
本年の4月16日に、民法などの改正案で共同親権の導入が衆議院本会議で可決され、世間で大きな波紋が起きています。今回は離婚した元妻と子どもを面会させたらそのまま連れて行かれてしまったという息子を持つ30代男性からの相談事例をもとに、共同親権に関する解説や離婚後の親権トラブルが起きた際の解決方法についてご紹介します。同じようなトラブルを抱えている方や共同親権の導入で不安を持っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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離婚した元妻と子どもを面会させた際のトラブル解決方法
相談例「妻が子どもと面会中に姿を消した」
親権トラブルが起きてお困りの方からの詳しい相談例を記載しています。相談例の内容 は事実を一部変更して記載しています。
共同親権とは?
共同親権の導入で変わること
共同親権とは、子どもの父と母が離婚した後も双方に親権を認める法律のことです。日本では4月16日に衆議院本会議で可決され、本格的な導入の方向に進んでいますが世界ではすでにオーストラリアやフランス・イタリア・ドイツといった国で導入されています。共同親権になると、子どもの養育費や教育をする責任を片方の親が負担することが軽減される期待があることや、子どもが親の事情で片親に会えなくなる不安を解消することも考えられます。しかし、共同親権に反対する声もあります。反対する声の多くは、DVや虐待から逃げられなくなることを指摘しています。日本に共同親権が導入される場合は、DVや子どもへの虐待が裁判所で認められれば単独親権となるとしていますが、もし精神的・経済的虐待のような物的証拠がないケースがあった場合に、適切な判断をされず共同親権を要されるのではないかという懸念が広がっています。
単独親権で問題になっていること
単独親権でみられる課題点とは?
日本での親権制度は、長らく単独親権を続けていましたが様々なトラブルが起きているのも事実です。単独親権の場合、親権者が子どもの教育方針や養育に関することを決めることが出来ます。離婚調停の際に、親権を協議する事になりますが、親権を得るために離婚成立していない内に父母のどちらかが子どもを連れて別居を始めたり、DVをされていると虚偽の申し立てをして親子の関係を引き裂くなどといった勝手な行動を取られる事例が頻発しています。家庭裁判所は、どちらが適正な親権者か判断するのに同居期間が長い方を優先する傾向があるため、上記のようなことがあっても親権が認められてしまえば、片親が子どもと会えなくなる恐れがあるのです。
子どもの意志を優先するべき
子どもの生活は、親同士の事情で振り回されるべきではありません。できれば子どもは両親どちらからも等しく愛情を注がれる必要がありますが、一方の親から強制的に引き離され関係を遮断されることで、一方の親との愛着形成の機会が奪われてしまいます。どのような事情があっても、子どもの意志を尊重してあげることが重要になるのではないでしょうか。
ご自分で解決が難しいと感じたら
家族トラブルの解決に詳しい専門家に相談する
離婚した元妻と子どもを面会させたらそのまま連れて行ってしまうと、元妻が応じない限り身内間で解決することが難しくなります。解決が難しいと感じたら、家族トラブルの解決に詳しい専門家に力を借りて解決方法のアドバイスを聞くといいでしょう。身内などの周りに話せる相手がいないなら、専門家への相談が助けになる場合もあります。家族内で起こったトラブルをそのまま抱え込まずに、専門家へ相談してみましょう。
トラブル解決のために必要なこと
事実確認と情報収集
離婚した元妻と子どもを面会させたらそのまま連れて行ってしまった場合には、なぜそうなってしまったのか、本当はどうなのかという事実の確認と情報収集が必要です。異なる事実や情報では希望する解決に導けないからです。誤った情報をそのまま鵜呑みにしてしまうと、さらにトラブルが増して息子さんを傷つけてしまう要因にもなりかねません。正しい事実と正しい情報を得ることで適切な解決方法を見出すことが可能となります。まずはご自身で行えることから始めてみましょう。
ご自身でできることとは
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原因の追究・・・なぜ現在のトラブルが起きてしまったのか、自分に親権があるのに元妻が息子を連れ去ってしまった理由はなぜなのか?
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情報の整理・・・元妻ついて情報を整理してみる、元妻が言っていたことは本当か、ウソや疑問を抱く点はなかったか確認してみる
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自己リサーチ・・・現在自分が把握している情報からSNSやインターネットにて情報収集をしてみる、共通の知人や友人がいる場合にはそれらの人物から情報収集してみる
ご相談ください
元妻との親権トラブルには専門家に相談
元妻との親権トラブルになったときに、動揺してどのように解決したらいいかわからないと上手く行動に移せない方も多くいらっしゃると思います。自分の力だけでは難しいという方はすぐに専門家に相談しましょう。PRCにもこのようなトラブルのご相談は非常に多く寄せられており、これまでにも様々なケースで解決へと導いてきました。PRCには各種専門家が所属しているため、専門的な経験や知識をもとにアドバイスや解決策のご提案、調査やリサーチ、書類作成の代行、法的措置をとるためのサポートなどご希望する解決のカタチを実現すべくあらゆるサポートを行うことが可能です。
現在トラブルを抱えている方は早い段階で無料相談をご利用ください。
選択できるサポートプラン
ご自身で選択して依頼できる料金プラン
PRCの基本料金
トラブル解決サポート1 |
解決に向けたアドバイスリポート作成 |
33,000円(税込) |
トラブル解決サポート2 |
解決に向けたサポート+必要書式作成 |
77,000円(税込) |
トラブル解決サポート3 |
解決サポート+書式+手続き等代行業務 |
165,000円(税込) |
特殊ケースのサポート |
クライアントの希望する解決サポート |
事前見積りによる |
親権トラブルを解決するためには、情報収集、書式作成、和解示談・裁判(弁護士)を利用することが多いといえますが、それぞれに費用がかかるため、トラブルの内容によっては多くの予算を組まなくてはならないこともあるでしょう。PRCでは、はじめての方でも解決方法がわからない方でも、コンサルタントがサポートし各費用面についてもアドバイス、予算内依頼、解決手順も含め対応しています。自分で各種専門家を探し、都度予算を考えながら依頼をしなくてもすべてコンサルタントがサポートしますのでご安心ください。
解決サポートの費用についてもっと知りたい方はこちら
依頼の相談と申込方法
まずは相談したい方
親権によってトラブルを抱えている方でどうすれば解決できるのか、解決方法について知りたい、相談したいという方は無料相談をご利用ください。現状を詳しくお聞かせいただく必要がありますが、相談内容は守秘義務によって固く守られますのでご安心ください。匿名でのご相談も可能です。
電話で相談する(通話料無料のフリーダイヤル)
メール(ホームページ内のメールフォームより必要事項を記入の上送信)
依頼申し込みを行いたい方
親権によってトラブルを抱えている方でPRCに解決のためのサポートを依頼したいという方は以下の方法に沿ってお申込みください。依頼には必ずご本人によるお申込みと着手金のお支払いが必要となります。見積りは無料で作成することができますのでご相談時にその旨をお伝えください。
プライベートリスクコンサルタント
PRC(トラブル解決サポート)は(株)クオリティオブライフ運営のコンサルティングサービスです。トラブルを抱えている多くの方々に専属のコンサルタントがあなたにとって最適な解決策のご提案、解決に必要な情報の収集、適切な専門家の手配を行っております。自分では解決が困難なトラブルや周囲には相談できないトラブルは、PRCをご利用ください。あなたを理想の解決へ導きます。
トラブル解決のステップSTEP 01 - 05
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