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「最初からあった傷」なのに修繕費…払う前に確認すること
更新日:2026-02-17
掲載日:2026-02-16

この記事は、賃貸物件を退去する際に「最初からあった傷なのに修繕費を請求された」と感じている方に向けた内容です。退去時の原状回復を巡るトラブルは珍しくなく、説明不足や記録不足が原因で不利な立場に立たされることがあります。しかし、請求書が届いたからといって、すぐに支払う必要があるとは限りません。国土交通省の原状回復ガイドラインでは、借主が負担すべき範囲と貸主が負担すべき範囲が示されています。本記事では、実際の相談例をもとに、よくある背景、確認すべきポイント、自己対応の流れ、専門家に相談する目安までを整理します。感情的に対立する前に、事実と契約内容を冷静に確認するための実践的な指針をまとめました。
掲載日:2026/02/16 更新日:2026/02/16
目次:退去時修繕費トラブルの確認と対応の流れ
退去後に届いた高額な修繕費請求
退去時の修繕費請求に関する詳しい相談例を記載しています。相談例の内容は事実を一部変更して記載しています。
原状回復を巡るトラブルの実情
ガイドラインと実務のズレ
原状回復に関しては、国土交通省が「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を公表しており、通常使用による損耗や経年劣化は原則として貸主負担とされています。しかし、実務上は契約書の特約条項や入居時の確認記録によって扱いが変わることがあります。借主が負担すべきなのは、故意・過失による損傷や善管注意義務違反による破損などです。一方で、日照によるクロスの変色や家具設置による通常のへこみなどは、基本的に貸主負担と考えられています。ただし、契約書に明確な特約がある場合は、その有効性が問題になります。知識不足や記録不足により、不要な費用を支払ってしまうケースも見られます。
よくある三つの請求パターン
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入居時未記録の傷を退去時に請求 |
入居時に小さな壁傷を見つけていたが写真を撮らず、退去時に全面張替え費用を請求されたケース。本人は納得できなかったが証拠がなく交渉が難航した。 |
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通常損耗と過失の線引きが曖昧 |
家具を置いていた場所の床のへこみについて、通常使用か過失かで意見が対立したケース。経年劣化との違いを巡り話し合いが続いた。 |
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ハウスクリーニング特約の高額請求 |
契約書に記載されたクリーニング特約を理由に高額請求されたケース。相場との違いに疑問を感じ、内容確認を求めた。 |
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契約書と証拠の重要性
退去時の負担割合は、契約書の内容と入居時の記録が大きく影響します。入居時チェックシートや写真、管理会社とのやり取りが残っていれば、主張の裏付けになります。また、請求明細の内訳が曖昧な場合は、工事内容や単価の妥当性を確認することも重要です。請求書を受け取った段階で即座に支払うのではなく、内容を精査し、不明点があれば書面で質問することが望ましいです。冷静な確認が、過剰請求を防ぐ第一歩になります。
参考記事:退去立ち会いで「サイン」した瞬間に損確定…5年住んだ賃貸で起きた「敷金ぼったくり」、悪徳業者の巧妙な手口|Yahoo!ニュース
感情を落ち着かせるための整理
まずは、請求内容と自分の記憶を切り分けて整理することが重要です。いつ入居し、どの時点で傷を確認していたのかを後から説明できる形で記録に残しましょう。推測と事実は分け、契約書や入居時資料など客観情報があれば整理します。そのうえで、すぐ支払うかどうか、第三者に相談するかを判断します。
- 入居時の状態確認資料の整理
- 契約書特約条項の確認
- 請求明細の内訳精査
- 写真ややり取りの保存
- 経年劣化との区別検討
- 今後の対応方針の整理
後から説明できる形で記録に残しましょう。推測と事実は分け、契約書や写真など客観情報があれば整理します。次に、本人のみで判断せず第三者へ相談し、対応手順を確認するのが安全です。悪質な請求が疑われる場合は、公的相談窓口や法的支援も視野に入ります。
どう対処すればいいか混乱状態であれば、迷わず専門家の協力を得ましょう。あれこれと考えるだけで何も行動せずにいるうちに、専門家でも為す術が無くなっててしまうくらいにトラブルが拡大し手遅れになってしまうケースもあります。まずはとにかく一刻も早く無料相談などを利用してみましょう。
冷静に整える三つの視点
支払う前に整える確認軸
修繕費を支払うかどうかを判断するには、感情ではなく構造的な整理が必要です。第一に、契約書上の負担範囲を確認します。第二に、実際の損傷が通常損耗か過失かを検討します。第三に、請求額の妥当性を検証します。相場とかけ離れていないか、全面張替えが必要な状態だったのかなど、客観的に確認します。交渉は感情的にならず、書面でのやり取りを基本とすることが望ましいです。
ご自身でできることとは
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原因の追究・・・請求根拠が契約特約か過失主張かを明確にし、論点を特定します。
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情報の整理・・・契約条項、写真、明細内訳など客観資料を整理し主張の軸を固めます。
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自己リサーチ・・・ガイドラインや公的情報を確認し、負担区分の基本を把握します。
PRCの解決サポート
トラブルに遭った方のためのサポート
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選択できるサポートプラン
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PRCの基本料金
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トラブル解決サポート1 |
解決に向けたアドバイスリポート作成 |
33,000円(税込) |
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トラブル解決サポート2 |
解決に向けたサポート+必要書式作成 |
77,000円(税込) |
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トラブル解決サポート3 |
解決サポート+書式+手続き等代行業務 |
165,000円(税込) |
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特殊ケースのサポート |
クライアントの希望する解決サポート |
事前見積りによる |
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