職場で宗教差別に遭っている｜レリジャスハラスメント

職場での宗教差別（レリジャスハラスメント）は、自分自身の精神的・経済的苦痛を引き起こすだけでなく、職場の雰囲気を悪化させることがあります。適切な対応方法を模索し、問題解決に向かうことが大切です。今回は、実際に会社で宗教差別に遭っている30代女性のご相談をもとに、解決策等をご紹介いたします。同じような悩みを抱えている方は参考にしたうえでご相談ください。PRCがあなたの力になれるかもしれません。

掲載日：2023/03/09　更新日：2023/03/09

職場での宗教差別・レリジャスハラスメント

• 宗教に対する偏見
• 相談例「信仰している宗教をバカにされている」
• 信教の自由とは
• 宗教差別から自分を守るために出来ること
• 職場における宗教差別（レリジャスハラスメント）相談事例
• 解決のために必要なこと
• PRCの解決サポート
• 選択できるサポートプラン
• 依頼の相談と申込方法

宗教に対する偏見

宗教への偏見

日本では、仏教や神道といった伝統的な宗教に対する理解はある程度ありますが、それ以外の宗教に対しては無知や偏見を持つ人がいます。信者への洗脳やカルト的な行動を行う一部の過激な宗教団体によって生じた先入観が根強く、宗教と聞くだけで拒否反応を示す人が非常に多いです。そのため、人に迷惑を掛けずに信仰生活を送っている人も一緒くたにされがちです。

相談例「信仰している宗教をバカにされている」

職場で宗教差別・レリジャスハラスメントに遭ってお困りの方からの詳しい相談例を記載しています。相談例の内容は事実を一部変更して記載しています。

信教の自由とは

宗教に入っていることでいじめを受けるということは、とても辛い状況だと思います。日本では信教の自由が認められていますのであなたが特定の宗教を信仰していることには何の問題もありません。むしろ宗教の違いで人をバカにしたり差別する行為のほうが問題といえます。このような状況の場合は、まずは上司や人事部に相談することが大切です。職場での差別は法律で禁止されており、適切な対応をする必要があります。また、もしも信頼できる同僚がいれば相談することで同僚が理解してくれる場合もあり、一緒に問題解決に向けて取り組むことができます。

信教の自由とは

信教の自由とは、個人が自由に信仰や宗教を選び、その信仰や宗教を自由に実践することができる権利のことを指します。つまり、自分が信じる宗教や信仰を選び、その信仰や宗教に従って行動することが認められる権利です。信教の自由は、憲法や国際法において保障されています。たとえば、日本国憲法では「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」と明記されています。また、国際連合人権委員会の「国際人権規約」においても、信教の自由が保障されています。信教の自由は、宗教的な自己決定権や思想の自由とともに、人間の尊厳を保障するために非常に重要な権利です。

宗教差別から自分を守るために出来ること

宗教差別に遭っている人が自分を守るためにできることとは？

上司や人事部に相談する

職場での宗教差別に遭った場合、まずは上司や人事部に相談してみることをお勧めします。職場での差別は法律で禁止されているため、適切な対応をしてくれるはずです。

同僚に相談する

上司や人事部に相談する前に、同僚に相談することもできます。同僚が理解してくれる場合もあり、一緒に問題解決に向けて取り組むことができます。

専門家に相談する

職場での宗教差別によって、精神的苦痛や経済的損失を被った場合、弁護士や専門機関に相談することができます。専門家の支援を受けることで、自分の権利を守ることができます。

職場での寛容な雰囲気を作る

職場での宗教差別を減らすためには、職場での寛容な雰囲気を作ることが大切です。自分自身が、他の人々の宗教について理解を深めることや、差別のない言動を心がけることが重要です。

キャリアアップの機会を模索する

職場での宗教差別が原因でキャリアアップの機会を失ってしまった場合、別の職場や業界での転職を模索することも考えられます。自分の能力や経験を評価してくれる職場を探し、新たなスタートを切ることも大切です。

職場における宗教差別（レリジャスハラスメント）相談事例

PRCで多く見受けられる相談事例は以下の通りです。同様のトラブルや悩みを抱えている方は解決方法についてしっかりと確認したほうがよいでしょう。

• 私がとある宗教に入っていることで上司や同僚から嫌がらせを受けている。宗教上禁止されている食べ物を無理に食べさせようとしたり、他の宗教的な行事や習慣に参加することを強要してくる

• 職場で自分が信仰する宗教について公表したら昇進のチャンスを失った、納得いかない、どうにかできないか？

• お祈りの時間や礼拝のスケジュール、宗教的な服装や食事など自分の信仰を尊重してもらえずにいる、会社は辞めたくないので専門家を通して改善してもらいたい

• 職場で宗教差別に遭っていることを周囲の人に打ち明けることが出来いないのでカウンセリングやアドバイス、話し合いの仲介などのサポートをしてほしい

解決のために必要なこと

事実確認と情報収集

職場の宗教差別・レリジャスハラスメント問題を解決するには、まずは事実の確認と情報収集が必要です。異なる事実や情報では希望する解決に導けないからです。正しい事実と正しい情報を得ることで適切な解決方法を見出すことが可能となります。まずはご自身で行えることから始めてみましょう。

ご自身でできることとは

• 原因の追究・・・なぜ現在のトラブルが起きてしまったのか、職場のひとたちが嫌がらせしてくる理由はなぜなのか？
• 情報の整理・・・職場の状況について知っている情報を整理してみる、職場の人たちの言っていたことは本当か、ウソや疑問を抱く点はなかったか確認してみる
• 自己リサーチ・・・現在自分が把握している情報からSNSやインターネットにて情報収集をしてみる、共通の知人や友人がいる場合にはそれらの人物から情報収集してみる

PRCの解決サポート

トラブルを解決するためのサポート

プライベートリスクコンサルティングでは、依頼人の抱える問題や職場の宗教差別・レリジャスハラスメント問題を解決するサポートを行います。現在のトラブルの状況と依頼人の希望する最終的な解決の形に合わせてさまざまなサポートを行うことができます。弁護士等の専門家を手配することも可能です。自分で解決を試みようとしたが行う手立てがなくなってしまった、専門家に依頼しようにも各ジャンルの専門家を探すことが大変、自己解決に疲れてしまったなどPRCにサポート依頼される方はさまざまです。また、専門家に依頼をしたものの自分の望む解決はできないと言われた、希望する形で進めてくれないということは意外にも多いのです。PRCではそのような悩みを抱えた方達にもご利用していただけるよう、ご自身の希望する解決に合わせたサポートを行います。もちろん費用面でも適正かつ納得してご依頼しただけるようなプランをご用意しています。自己解決における不憫や問題を解消することができます。是非ご相談ください。

選択できるサポートプラン

ご自身で選択して依頼できる料金プラン

PRCの基本料金

職場の宗教差別・レリジャスハラスメント問題を解決するには、情報収集、書式作成、裁判（弁護士）を利用することが多いといえますが、それぞれに費用がかかるため、トラブルの内容によっては多くの予算を組まなくてはならないこともあるでしょう。PRCでは、はじめての方でも解決方法がわからない方でも、コンサルタントがサポートし各費用面についてもアドバイス、予算内依頼、解決手順も含め対応しています。自分で各種専門家を探し、都度予算を考えながら依頼をしなくてもすべてコンサルタントがサポートしますのでご安心ください。

解決サポートの費用についてもっと知りたい方はこちら

依頼の相談と申込方法

まずは相談したい方

職場の宗教差別・レリジャスハラスメント問題を抱えている方でどうすれば解決できるのか、解決方法について知りたい、相談したいという方は無料相談をご利用ください。現状を詳しくお聞かせいただく必要がありますが、相談内容は守秘義務によって固く守られますのでご安心ください。匿名でのご相談も可能です。

電話で相談する（通話料無料のフリーダイヤル）

メール（ホームページ内のメールフォームより必要事項を記入の上送信）

依頼申し込みを行いたい方

職場の宗教差別・レリジャスハラスメント問題を抱えている方でPRCに解決のためのサポートを依頼したいという方は以下の方法に沿ってお申込みください。依頼には必ずご本人によるお申込みと着手金のお支払いが必要となります。見積りは無料で作成することができますのでご相談時にその旨をお伝えください。

1. 電話、メールにて詳しい現状の説明と希望する解決法をお伝えください
2. プランのご提案
3. 面談によりサポート内容のご提案
4. 規定の書面にてお申込み、費用のお支払い
5. 担当者から随時状況確認と報告