不動産にて起きるトラブルとは

不動産トラブルは、当事者同士だけでは解決できない問題が多く、事態が悪化または泣き寝入りせざるを得ない状況になることが多くみうけられます。PRCにて相談の多い事例や近年の事件やトラブルを例にあげています。事件に発展しないようご自身の身を守るためにもしっかりと認知しておく必要があるでしょう。

不動産トラブルの傾向

• 新築マンションの不具合をめぐるトラブル
• 特殊不動産（入居者逮捕）の不動産トラブル
• アプリで出会った人物との不動産トラブル
• 投資、出資などの不動産・不動産トラブル
• 空き部屋情報悪用→口座開設→転売　詐欺グループを摘発
• 不動産投資仲介資金トラブル
• コロナウイルス関連不動産・不動産トラブル

新築マンションの不具合をめぐるトラブル

中古・新築マンションのサッシのキズについて

近年多く見られるトラブルとして多いのが、中古・新築マンション購入時のキズトラブルです。

中古・新築マンションとは言え大きな大金を払って購入した訳ですから、購入して、キズが見つかると何か買って損した気分になります。また、数か月住んで、劣化箇所などが見つかったら、とても憂鬱です。

８０歳男性へ架空の修繕費を請求されて損害を受けたとしてトラブル

2021/5，修繕や原状回復の現場では、A社に限らず入居者やオーナーの無知を逆手に取った卑劣なボッタクリ行為がまだまだ横行しています。事前に被害者は警察へ相談もしているが民事不介入の故に事件へと発展してしまった可能性が高いと言える。

付帯設備の不良によるクレーム

マンションを引き渡した後に発覚した付帯設備の不良について売主が責任を負うべきかどうかは、売買契約時に定めた瑕疵担保責任のルールに基づきます。

不動産そのものに瑕疵があった場合には2〜3ヶ月、付帯設備の不良は「引き渡しから7日間」の瑕疵担保責任期間を定めるのが一般的です。

特殊不動産（入居者逮捕）の不動産トラブル

入居者が逮捕トラブル

今年3月に入居した貸借人が、今年の7月に脅迫で逮捕され暴力団員であることがわかった。

その前に警察へ相談したが、個人情報と言うことで教えてもらえなかった。
その為、暴力団であることが特定出来なく、何の対応も出来なかった。どのような対応をしたら、良いのでしょうか。

このような事例も多発しています。この場合、拘留されている場所が分かるのなら、契約解除の書面を送るなり、連帯保証人の方への連絡が必要不可欠です。

また、PRCでは代理でやりとりする事も可能です。

入居者が逮捕された後の残置物処理トラブル

まずは退去の意思を明確にさせるため、入居者から解約届けを書面で提出してもらうようにしてください。
残置物については、できれば親族宛に送るべきですが、入居者が廃棄を了承しているということでしたら、解約届けと併せて廃棄も承諾している書面を受領すると良いでしょう。

PRCでは面倒なやり取りや手続きを任意でお受けする事も可能です。

アプリで出会った人物との不動産トラブル

近年非常に多く見受けられるのが、出会い系アプリや出会い系サイトなどで知り合った相手との金銭トラブルです。

出会い系アプリでの出会いから問題に発展するケースにはさまざまなものがあり、事件に発展することも少なくありません。

出会い系アプリを使用している方や出会い系サイトを利用している方は充分にリスクも考慮して利用することが大切です。

安心、安全と謳っているサイトであっても登録する個人情報全てを把握できているとは限りません。

うたい文句を信用せず、きちんと人となりを見て、信用してもいい相手なのかどうかをご自身で見極めるか、事前に信用できる情報を得ることが大切です。

出会い系アプリ、サイトでの出会いから事件に発展したケース

2021年　外国人女性による投資詐欺事件

中国人の25代女性が男性の恋心を利用し巧妙な投資詐欺をした事件。犯人の女性は、経営者である男性と距離を縮めた後、不動産投資の運用をそそのかし、5,000万円をだまし取った。

2021年　42歳男性自称不動産王詐欺事件

42歳自称不動産王とされる男性はあらゆる経歴詐称をし、不動産のレンタル契約など多くの契約を結ばせた事件。男性の話の辻褄が合わず女性側にバレたことで経歴詐称詐欺被害が発覚した。その結果、被害者女性が次々に出てきたことで今尚調査中。

2021年　6.5億円詐取疑い逮捕へ 地面師か、渋谷の土地取引

東京都渋谷区にある土地の所有者らに成り済まし、不動産会社経営の男性から土地代金約6億5千万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は詐欺と偽造有印公文書行使の疑いで、60代と50代の男2人＝いずれも別の詐欺事件で受刑中＝を12月1日に逮捕する方針を固めた。2人は地面師グループとみられる。捜査関係者への取材で30日、分かった。

引用元：YAHOOニュース

投資、出資などの不動産・不動産トラブル

土地購入代金６億５０００万円詐取容疑、２人を逮捕 地面師グループか

土地所有者になりすまして不動産会社から都内の一等地にある土地の購入代金約６億５千万円を詐取したなどとして、警視庁捜査２課は１日、詐欺と偽造有印公文書行使の疑いで、無職の福田尚人容疑者（６０）と会社役員の山口芳仁容疑者（５４）＝いずれも別の詐欺事件で受刑中＝を逮捕した。２人は地面師グループとみられるという。

引用元：金融新聞

空き部屋情報悪用→口座開設→転売　詐欺グループを摘発

空き部屋悪用ケース

架空の人物の口座を開設して、不特定多数に売り飛ばす――。そんな手口とみられる詐欺の容疑者グループを群馬県警が摘発した。グループに加わっていた不動産業者の空き部屋情報を悪用。空き部屋の住人になりすまして口座開設のためのキャッシュカードをだまし取り、転売して1千万円以上を売り上げたという。

不動産投資仲介資金トラブル

手付金トラブルケース

不動産を購入する際に手付金が足りない事から、知人に月利５％で利子をつけるなどと言いお金を借りて、

不動産物件を購入するのは良いのだが、実際、銀行融資が下りず、知人に手付金で借りたお金を返せないケースが多いです。

このようなトラブルになった場合などは、何かしら担保となる物と交換するしか手立てはないでしょう。

コロナウイルス関連不動産・不動産トラブル

コロナ給付金詐欺

コロナウイルス、新型ウイルス感染症の給付金や協力金に関する騙し、詐欺行為が多発しています。ここ数年でも給付金の不正による逮捕事例は少なくありません。また、給付金申請のサポートなどを謳い、騙す行為も多く見受けられます。相手の素性が明確ではない場合や不審な電話には注意しなければいけません。